- 原題
- Gaelforce
- 作曲
- Peter Graham
- 演奏時間
- 7'00"
- グレード
- 易 A - B - C - D - E 難(うらかぜ基準)
- 音源
- ノルウェー王国海軍軍楽隊「ゲールフォース~ピーターグレイアム作品集~」(Doyen)
- 楽譜出版社
- Gramercy Music(UK)
The Rocky to Dublin,The Minstrel Boy,Tossing the Feathersの3曲からなるアイリッシュフォークミュージックのアレンジ。ゲールフォースとは「ゲール民族の力」という意味。アイルランドの民謡を元にGrahamが作曲し、「リヴァーダンス」のようなケルトリズムの音楽となっている。
8分の9拍子にBodhran(ケルト音楽の民族楽器・タムタムで代用)でリズムをうちピッコロのソロで前半部の主題を提示する。中間部のMinstrel Boyはフリューゲルホルン(トランペット)が物静かにメロディーを奏で、それに答えるように木管アンサンブル、金管アンサンブルが続く。最後のTossing the Feathersは、The Corrsという4人兄弟のバンドが熱狂的な演奏をしたことで有名。もともとティンホイッスルというやはりケルト系の民族楽器で奏でるメロディを吹奏楽版にアレンジしたもの。木管楽器が細かいパッセージを吹きまわし、金管楽器と打楽器でパリッとしたリズムを出す。ケルト音楽特有の熱い音楽を再現できるようになっている。
これも、Grahamの作曲(編曲?)センスが光る面白い曲です。木管楽器の指が滑らかに回るバンドはお勧め。後半の木管楽器が結構しんどいので、中学生には少し難しいかもしれないが、それを十分に補える練習時間が確保できるのであれば、音楽的に難しいところはない。リヴァーダンスを演奏する時間と技量はないけれどケルト音楽を楽しみたい、というバンドにはお勧めできる一曲です。